生活リズムを整えるスマートカーテン
2021年03月26日
朝日で生活リズムを整える
「コロナ禍で生活リズムがくるってきた」こんな声をよくききます。テレワークなどで一日中家にいると、なかなか身体を動かしたり日光を浴びたりしないため、寝つきが悪い、朝起きられないという方もいるようです。それを改善するヒントが、「目が覚めたらまず寝室のカーテンを開けて日光を浴びる」ことです。
日光を浴びると、メラトニンの分泌が抑えられます。メラトニンは眠気を誘う睡眠ホルモン。つまり日光を浴びることで睡眠ホルモンが抑制され、目覚めやすくなります。また、メラトニンは日光を浴びてから約14~15時間後に分泌が増加すると言われているため、朝日光を浴びると夜には睡眠ホルモンが増え自然と眠くなります。
メラトニンをうまくコントロールするためには、朝は明るい方が良い一方で、就寝中部屋は暗くして、光の刺激を抑えることが大切です。寝室を暗く保つ事により、朝起きて日光を浴びる際に光の刺激がより大きく感じやすくなるからです。よって、カーテンはできるだけ遮光性が高いものがオススメです。
カーテンの開閉を自動化する
「夜はカーテンを閉めて真っ暗にして熟睡を」
「朝はカーテンを開けて光を取り込んで覚醒を」
寝室の明暗にメリハリをつける。この大切さは分かりました。
しかし、ずぼらな私はこう思うのです。
「朝ベッドから起きてカーテンを開けられなくて困っているんだよ!」
「だれか、朝カーテンを開けてくれたら」
国内唯一のスマートカーテン
参考:eCurtain
そんな要望を実現するのが、スマートカーテン。例えば、㈱リンクジャパンから販売されているeCurtainは、カーテンの開け閉めを自動化してくれます。具体的には下記のような機能があります。
・タイマー設定ができる
夜は20時になると自動でカーテンを閉め、朝は7時に開けるタイマー設定。平日と休日で起きる時間が違う場合は、もちろんそのように設定することもできます。
・音声操作ができる
「カーテン開けて」「カーテン閉めて」とスマートスピーカーに呼びかけることで、音声で開閉することができます。ちょっとした外出をするときにわざわざ手で開閉しなくても良いので、ちょっとした手間とストレス軽減になります。
・簡単設置できる
工事不要。既存のカーテンレールにつけるだけの簡単取り付けです。賃貸でも大丈夫です。
住まいのIOT化は便利な暮らしをもたらす
住まいのIOT化によって、私たちのライフスタイルはこう変わります。
朝起きて、「おはよう」とスマートスピーカーに呼びかけると、「カーテン開ける」+「照明つける」+「エアコンつける」+「テレビをつける」+「天気予報を読み上げる」などをまとめて実行できます。
出かける時に準備しながら、「行ってきます」と呼びかけると、リビングの「カーテン閉める」+「照明消す」+「エアコン消す」+「テレビを消す」+「ルンバが掃除を始める」をまとめて実行できます。
今まで当たり前のように自分の手でやっていたものが自動化されることで、家事の効率化に繋がり、時間を生み出します。塵も積もれば山となる。生まれた時間をうまく使うことにより、日々の暮らしがより便利に、その結果豊かになっていくのではないでしょうか。
住まいのIOT化はまだまだこれから伸びる分野。要注目です。