来店のススメ
2021年05月07日
1年前も物件探しをしていたあなたへ
コロナ禍2度目のGW。3度目の緊急事態宣言。外出自粛やテレワーク等で家にいる時間が増えたことで、住み替えを検討している人が増えているようです。
それと同時に、多すぎる情報をうまく活用できず、なんとなく物件探しをしていたら1年経ってしまったという方も多いのではないでしょうか。「どこかに良い物件あるかな~」と1年前も思っていたなら要注意です。
そんな人にオススメしたいのが、不動産屋への来店。「不動産屋に来店するとしつこく勧誘されるのでは?」とあまり良いイメージを持っていない方もいるかもしれません。しかし明確な目的を持っていけば、不動産屋も親身に相談にのってくれるもの。
まずは「買うか買わないかの判断をすること」を来店の目的とするのです。
最初につまずく「予算と相場の乖離」
なぜ住宅を買うか買わないかの判断がつかないのか。多くの方が最初につまずくのが「予算と相場の乖離」です。乖離がある方は、”予算が決められていない”、”相場が分からない”、あるいはその両方という場合が多いです。
では、なぜ予算と相場の乖離が起こってしまうのか。それは高額の買い物ゆえ、多くの方が初めての買い物になるから。経験がないから不安が募るのです。
例えばファーストフード店に行って、2時間迷って買わずに出るという人はいないでしょう。ファーストフード店の商品は多くの方にとって、自分の予算内で買えるものばかりです。
低価格ゆえ利用する頻度も多いため、いくら出せばどんな味でどれくらいお腹いっぱいになるのかイメージしやすい。予算も相場も具体的なイメージがつき、乖離がないためあまり迷わずに買えるのです。
不動産はというと、そう簡単にはいきません。フラッと入って、紹介された物件で即決できる方は少ないでしょう。
何千万という額は人生において何度も扱う金額ではありません。ゆえに頻度が少なく、経験値もないため相場もわからない。予算を固めようとしても、購入したい物件の相場を知ることも難しいため、乖離が生まれやすい。乖離がある状態で探していても、良い物件は見つかりません。
まずは乖離があるかどうかを知る
不動産屋に来店するメリットは、乖離がその場でわかることです。不動産営業マンはヒアリングすれば、無理の無い資金計画を立てることができますし、希望条件での不動産相場を算出することができます。予算と相場を照らし合わせれば、乖離があるか無いかがわかります。乖離がある場合は、どの条件をどれくらい緩和すれば良いのかアドバイスがもらえるはずです。
考えるための情報を集めよう
材料がないと料理ができないように、必要な情報が揃っていないと住宅購入も進めることができません。そもそも買うか買わないかの判断をするためには、最低限予算と相場を知り、乖離の有無を知る必要があります。
なかなかいい物件に出会えていない方は、「買うか買わないかの判断をするための情報集め」を目的として来店してみるのはいかがでしょうか。きっと新たな突破口が見つかるはずです。