購入者向けガイド2-内覧時のポイント

2023年11月10日

内覧時のポイントと注意点

購入者向けガイド2-内覧時のポイントと注意点

 

先週から引き続き、全4回にわたって【購入者向けガイド】と称し、物件の内覧から買付、契約、決済に至るまでを詳しく解説していきます!

 
第2回目の本記事では、中古マンション購入における「内覧」の重要性や見るべきポイントをわかりやすく解説していきます。

 

内覧は、将来の住まいを決める重要なステップであり、ホームページ上の写真やパンフレットではわからない実際の雰囲気や状態を確認するために欠かせません。

 

 

▼内覧のメリット

 

1. 実際の状態を確認できる
写真やパンフレットでは分からない、実際の部屋の広さや明るさ、収納の状態などを直接確認できます。例えば、天井高や窓の大きさ、数、位置によって、同じ広さでも体感的には広く感じたり、狭く感じたりするものです。場合によっては、数字上は希望の広さに満たなくとも内覧してみて十分な広さだと感じることもあるかもしれません。写真やパンフレットだけで判断せず、実際に目で見て体感することが大切です。

 

2. 騒音や匂いを感じることができる
周囲の環境や隣近所の生活音、匂いなどを実際に感じることで、快適な生活ができるかどうかを判断できます。特に大通りや線路沿いなどの場合、騒音が許容範囲なのかどうかを判断する材料になるでしょう。

 

3. リフォームや修繕の必要性を確認できる
将来的にかかるリフォームや修繕の必要性を把握できます。これにより、予算の見積もりや購入後の計画が立てやすくなります。購入と同時にリフォーム・リノベーションを検討している方にとっては、手を加えること前提で内覧することが大切なポイントとなります。場合によっては建築士やデザイナーに同行してもらうとよいでしょう。

 

 

▼物件の見るべきポイント

 

1. 間取りと使い勝手
部屋の配置や広さ、収納の充実度など、自分の生活スタイルに合うかを確認しましょう。

 

2. 築年数と建物の状態
建物の築年数や外観、共用部の清潔さなどから、将来のメンテナンスやリフォームの必要性を考えましょう。

 

3. 周辺環境
近隣の騒音や交通の便、買い物施設や公園の有無など、生活に必要な要素が揃っているか確認しましょう。

 

4. 日当たりと通風
窓の向きや配置から、日光や風通しを確認し、快適な居住環境か考えましょう。

 

5. チェックリストの活用
事前に用意した内覧時のチェックリストを使い、見落としや忘れがないようにしましょう。

 

 

▼内覧時の注意点


1. 写真撮影
内覧時は、許可を得てから写真を撮影しましょう。後でじっくり確認するために役立ちます。

 

2. 質問を積極的に
気になる点や不明確な点は、担当者に質問しましょう。近隣住民とのトラブルやマンションの管理に関することなど、納得いくまで情報を得ることが重要です。

 

3. 感じたことをメモ
内覧後は、感じたことや気になった点をメモしておくと、後で比較検討がしやすくなります。

 

 

まとめ


中古マンションの内覧は、将来の住まいを決める上で重要なステップです。実際に足を運ぶことで、写真やパンフレットでは伝わりにくい実際の状態を把握し、購入の判断材料としましょう。注意点を押さえつつ、物件を見る目を養い、理想の住まいを見つけましょう。

 

 

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