間取りの新定番「ランドリールーム」の魅力

2023年10月27日

ランドリールーム

間取りの新定番「ランドリールーム」の魅力

 

今回のテーマは「ランドリールーム」です。

 

RoomClip住文化研究所の調査※1によると、ランドリールームのキーワード検索は2017年比で4.5倍も上昇しているようです。

 

このことからも分かるように、ランドリールームの注目度は年々上昇しています。

 

そこで今回は、ランドリールームのメリットや導入のポイント、注意点についてご紹介します。

 

※1 RoomClip住文化研究所、洗濯に関する調査レポートを発表

 

 

分散から集約へ

ランドリールームとは、洗濯機や乾燥機、物干し竿や作業台などを設置することで、洗う・干す・取り込む・たたむ・しまうの工程をまとめて行える部屋のことです。

 

今まではそれぞれの工程を分散した場所で行うことが当たり前でしたが、ランドリールームはその工程を集約して一か所で行えるようにしたものです。

 

 

最大のメリットは時短効果

ランドリールームの最大の魅力は、時短効果です。作業台や収納棚、ハンガーラックなどを組み合わせ、効率的なランドリールームを作りましょう。

 

調査では特に「干す」作業に不満を感じている人が多いという結果が出ています。洗濯機と同じ場所で干すことができれば大幅な時短や家事負担減につながるでしょう。

 

 

ドラム式洗濯機はランドリールームに必須

ドラム式洗濯機は一度に多くの洗濯物を処理できるため、一回の洗濯サイクルで多くの衣類を洗うことができます。

 

また、高い洗浄力と効率的な乾燥機能によって、洗濯から乾燥までを効率的に行うことができます。

 

このため、手間と時間を大幅に節約でき、他の家事や趣味などに時間を使う余裕が生まれます。

 

 

導入のポイント

ドラム式洗濯機の配置を考え、ランドリールームのレイアウトを計画します。洗濯機のサイズに合わせて洗濯パンを選定するだけでなく、ドアを開いたときに十分に作業スペースがとれるかも確認しておきます。

 

水道・電源も適切な場所に配置することが必要です。専門知識が必要になるため、設計士やリノベーション業者へのアドバイスを得ることが大切です。

 

 

広いスペースがなくても導入できる

ランドリールームは多くの人が興味を持っている一方で、導入が難しいと考える人も少なくないようです。

 

しかし、そこまで広いスペースを必要とせずともランドリールームをつくることは可能です。

 

「リノベーション ランドリールーム」と検索すれば、コンパクトながらもランドリールームを実現した実例をみることができます。

 

 

まとめ

ドラム式洗濯機とランドリールームを導入することで、洗濯の時短に繋がり、効率的な家事生活を手に入れることができます。

 

効率的なレイアウトや快適な作業環境、ライフスタイルに合わせたカスタマイズを考えながら、計画的に進めていくのが成功のカギ。

 

専門家のアドバイスを得つつ、理想のランドリールームを実現しましょう。