中古マンション購入者必読!-公図-

2024年01月19日

公図

中古マンション購入者必読!-公図-

 

前回から引き続き、全4回にわたって【中古マンション購入者必読!】シリーズを掲載致します!

 

第3回目のテーマは「中古マンションの公図(こうず)」です。

 

中古マンションを購入する際に、重要な情報の一つに「公図」があります。

 

日常生活で公図をみることはほとんどありませんが、公図は物件の概略図や地図情報を含む重要な資料です。そのため、不動産契約時には付属書類として用意されることが一般的です。

 

今回は「公図」をテーマに、わかりやすく解説していきます。

 

 

公図とは

 

公図とは、土地や建物の概略図や配置、形状、面積などを図示した図面や地図のことです。具体的には、建物の位置や階数、面積、道路の幅、敷地の形状、隣接する地番などが記載されています。

 

 

公図の重要性

 

●物件の位置や形状の把握

公図を確認することで、物件の正確な位置や形状、周囲の環境などを把握できます。これにより、実際の物件の配置や敷地の広さを理解することができます。

 

●法的な確認と基準の理解

不動産取引や建築物の所有権に関する法的な基準や規定を理解するための重要な資料です。公図に記載された情報は法的な基準となることがあります。

 

 

公図の確認ポイント

 

●建物の配置や形状

物件の建物配置や形状、階数、間取りなどが正確に図示されているかを確認します。

 

●敷地の境界や面積

敷地の境界や面積、周辺環境(道路や隣接地)の情報が正確に示されているかをチェックします。

 

●公的な登記情報の確認

公図に記載された地番や地目、用途地域、道路幅員などが公的な登記情報と一致しているかを確認します。

確認方法と注意点

 

●不動産会社や売主から入手

物件の見学時や契約前に、不動産会社や売主から公図を入手することが可能です。

 

●専門家のアドバイスを活用

公図に記載された情報の解釈や確認は、宅地建物取引士などの専門家の意見や助言を受けることが重要です。

 

 

まとめ

 

公図は中古マンションを購入する際に不可欠な情報源です。物件の配置や形状、周辺環境などを正確に把握するために必要な資料であり、不動産取引における基準となる情報が記載されています。購入者が公図を確認することで、物件の実情を正確に把握し、安心して取引を進めることができます。

 

不動産取引においては、情報の正確性と透明性が極めて重要です。

 

公図を理解し、不明点や疑問点があれば、不動産会社や専門家に相談して、購入の際の重要な判断材料として活用しましょう。

 

公図をしっかりと把握することで、理想の不動産取引を実現する一助となることでしょう。

 

アイワ不動産では、不動産売買についてお客様のご相談を承っております!

「ちょっと聞きたい!」「これってどうなの?」少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください!

 

 

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