ストレスと手間を減らす家事スペース

2022年07月29日

ストレスと手間を減らす家事スペースのススメ

ストレスと手間を減らす家事スペースのススメ

 

以前の記事で、ホテルライクな洗面を演出するアイデアとして、アウトベイシンスタイルをご紹介しました。

 

脱衣所の外に洗面台を出すことで、生活感が排除でき、スッキリと洗練されたスタイルをつくれるというものです。

 

今回は、アウトベイシンにすることで発生する副次的効果についてご紹介していきます。

 

 

「グッドデザイン」と「家事効率」の両立。これは多くの方が住まいに望むことではないでしょうか。

 

以前にご紹介したアウトベイシンスタイルは、主にデザイン面でのメリットを強く押し出したものです。

 

一方、今回ご紹介するのは「家事効率」に関するものです。

 

具体的にいえば、洗濯まわりの家事負担を減らすことに繋がるアイデアです。

ストレスと手間を減らす家事スペースのススメ02

まず、洗面台を脱衣所の外に出します。すると、脱衣所のもともと洗面台だった場所にスペースが生まれます。これを有効活用します。

 

洗濯機の上部に作業台を配置することで、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりするスペースができます。更に、脱衣所の天井や壁間に洗濯物干しなどを取り付ければ、脱衣所内で室内干しスペースも確保ができます。

ストレスと手間を減らす家事スペースのススメ03

参考:安成工務店

 

乾燥機付きのドラム式洗濯機であれば、脱衣所の中で洗濯→干す→アイロンをかける→たたむ→収納する(タオルなど)という洗濯の一連の作業が完結できます。

 

家事導線は、短ければ短いほど効率的といえるので、脱衣所内で完結できることは日々の家事負担の軽減に大きく貢献してくれるはずです。

 

更に、キッチンから脱衣所に出入りしやすいように間取りを工夫することで「ながら家事」…例えばカレーを煮込んでいる間に服を畳んだり、アイロンをかけたりすることができて、時短に繋がります。

 

また、ウォークインクローゼットを脱衣所の近くに配置することで、畳む→しまうという動作をより効率化できます。

 

 

このように「脱衣所の中には洗面台があるはずだ」という固定観念を取り払うだけで、効率的な家事スペースがつくれたり、お気に入りのホテルのような自分好みの洗面台にすることができます。

 

日々の家事がたった5分短縮されるだけでも、積み重なれば大きな時間の差になります。また家事ストレスが減るだけでも日々が充実するのではないでしょうか。

 

注意点は排水関係です。物件の構造によってはできなかったり、制約が発生したりする物件もありますので、注意が必要です。

 

 

これから物件を購入して、自分の好みにあわせたリフォーム・リノベーションを検討される方は、内覧のときから注視することをオススメします。

 

「グッドデザイン」と「家事効率」は両立できます。是非参考にして頂ければ幸いです。

 

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