話題のIoT住宅で暮らしはどう変わる?
2020年10月16日
IoTで家中のモノが繋がる
IoT(アイオーティー)とは、”Internet of Things”の略で、あらゆるモノがインターネットで繋がることを指します。IoT住宅とは、家の中にあるモノ(主に家電)がインターネットで繋がることにより、私たちの暮らしを大きく変えるものとして注目されています。
この背景には2つあります。2020年にスタートする「5G」とIoT住宅の鍵となる「AI」です。5Gにより、通信速度が劇的に速くなり、様々なモノをネットワーク化することができます。そしてAIにより、機器が状況に合わせて自動で動いたり、連動したりすることができます。5GとAIの掛け合わせにより、暮らしはもっと便利になります。
IoTで暮らしはこう変わる
photo:pinterest
① 家事がラクになる
「外出している間に家が綺麗になっていたらな」。こんなことが実現可能です。IoT対応のお掃除ロボットなら、遠隔からでも操作が可能。あなたが日中お仕事をしている間、お掃除ロボットにも「仕事」をしてもらうのです。帰宅する頃には綺麗な状態。お友達が急遽遊びにくるなんてときも余裕をもっておもてなしができるでしょう。
②仕事の生産性を上げる
集中力と照明には深い関係があります。照明環境がよくないと目が疲れたり、集中力が落ちてきたりしませんか。IoT対応のスマート照明なら、光の色や照度を自由自在にコントロールできます。仕事に集中したい9:00-17:00は白く明るい光で、それ以外は落ち着けるオレンジの光で。照明によって集中力とオンオフを切り替えることができます。
③エンタメをもっと楽しく
ディズニー映画「ムーラン」がインターネット配信を決めました。今後映画やLIVEのネット配信は主流になっていくでしょう。そうなると、家でより臨場感を味わいたいと思いませんか。スマート照明と映像、音声デバイスを組み合わせることにより、映画のシーンに合わせて照明が変わったり、まるでクラブのような照明を自宅で楽しんだりできます。
IoT住宅での平日モーニングルーティン
例えば、IoT住宅で過ごすモーニングルーティンはこんな感じです。
6:30- 起床準備
自動でエアコンが作動し、AIがお部屋を快適な温度へ。徐々に寝室のフロアランプが明るくなり、起床の準備を促します。そして遮光カーテンが自動で開き、朝日が部屋の中に差し込みます。
7:00- 起床
起床して、AIスピーカーに「おはよう」と話しかけるとリビングのランプが付き、今日の天気と予定、ニュースを読み上げます。「傘を忘れないように」とAIスピーカーが念押ししてくれます。
7:30- 出社
朝食と身支度をさっとすませて家を出る準備を整えました。玄関で「いってきます」といえば全ての照明が落ち、エアコンが消えます。消し忘れとは無縁です。そして、お掃除ロボットが掃除を開始します。帰宅する頃にはもちろん掃除が終わっています。
IoT住宅で住まいと暮らしをアップデートせよ
スマートフォンでは新しくアプリをいれたり、新しいOSにアップデートされたり、日々カスタマイズとアップデートがされています。IoT住宅の本質もまさにそこにあります。ライフスタイルに合わせて住まいをカスタマイズし、アップデートすることができます。まずはAIスピーカーから初めてみてはいかがでしょうか。