中古マンション購入者必読!-付帯設備表-
2024年01月26日
中古マンション購入者必読!-付帯設備表-
前回から引き続き、全4回にわたって【中古マンション購入者必読!】シリーズを掲載致します!
最終回である今回のテーマは「中古マンションの付帯設備表」です。
中古マンションを購入する際には、契約書類に関する理解が不可欠です。その中でも重要な文書の一つが「付帯設備表」。
付帯設備表には購入者にとって非常に重要な情報が記載されています。
今回は付帯設備表をテーマに、わかりやすく解説していきます。
付帯設備表とは
付帯設備表とは、中古マンションを購入する際、物件に備わる設備や機器の一覧がまとめられた文書のことです。例えば、キッチン、浴室、給湯器などのことを付帯設備といいます。物件に含まれる設備や機器の内容や状態が詳細に記載されています。
付帯設備表の重要性
●契約内容の明確化
付帯設備表は、物件に含まれる設備や機器を明確に示すものです。購入者にとって、契約内容を理解する上で欠かせません。
●トラブル回避と誤解防止
付帯設備表が明確であれば、購入後のトラブルを未然に防ぎ、売買に関する誤解やトラブルを回避することができます。特に水回りについては、よく確認の上契約にすすみましょう。
付帯設備表の確認ポイント
●設備の内容と状態
エアコン、キッチン、浴室など、物件に付帯する設備の有無を確認します。「有」とされている設備は現況のまま引き渡しされます。
●不具合の状況
「有」と記載された設備については、備考欄に不具合の状況が記載されている場合があります。例えば、レンジフードなら「異音がする」など。内覧時にすべて確認できなかったケースも想定されるので、細かくみていきましょう。
●実際の物件との整合性
付帯設備表と実際の物件の状態に相違がないかを確認します。もし相違があれば、事前に確認することが大切です。
付帯設備表の確認方法
基本的には不動産会社から付帯設備表を入手することができます。物件を見学する際や売買契約前に、担当者に確認して提供してもらいましょう。重要な情報を見落とさないよう、しっかりと目を通すことがポイントです。
まとめ
付帯設備表は、中古マンションを購入する際に欠かせない重要な文書です。
物件に含まれる設備や機器の詳細を把握することで、トラブルを未然に防ぎ、円滑な売買手続きに役立ちます。
購入を検討する際には、不動産会社から付帯設備表を入手し、確認することをお勧めします。
全4回にわたって【中古マンション購入者必読!】シリーズを掲載致しましたが、いかがだったでしょうか?
中古マンションの購入は大きな決断です。付帯設備表をしっかり確認することで、新しい住まいをより安心して手に入れることができます。
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