機能性と美しさを両立「コーリアン®」とは

2023年09月22日

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機能性と美しさを両立する素材「コーリアン®」とは

 

今回は人工大理石のひとつである「コーリアン®」をご紹介します。

 

洗面台やキッチンの天板の素材を何にしようか悩まれている方に向けて、機能性と美しさを備えたコーリアン®の魅力を解説していきます。

 

コーリアン®は、米国のデュポン社によって開発されたアクリル系の人工大理石です。正式名称は「デュポン™コーリアン®」です。

 

1965年に世界初の大理石として誕生してから、今や定番の素材として世界中で活用されています。耐久性や優れたデザイン性があり、キッチンや洗面所の天板、壁面など、様々な用途で利用されています。

 

 

コーリアン®の魅力

コーリアン02

出典:toolbox

 

継ぎ目がなくなめらか

コーリアン®は、シームレスなデザインを実現することができます。

 

例えば洗面台なら、どうしても洗面ボウルと天板の間に継ぎ目ができてしまいますが、コーリアン®なら継ぎ目なく一体型で洗面カウンターをつくることも可能です。一体感が美しく、お手入れがしやすいのがメリットです。

 

豊富なデザインと色合い

コーリアン®は多様なデザインと色合いがあり、お好みやインテリアスタイルに合わせて選ぶことができます。

 

清潔感のある白色はもちろん、トレンドのトープ系の色や大理石模様など、自然素材の風合いを楽しむことも可能です。カスタマイズ性が高く、個性的な空間づくりに貢献します。

 

耐久性とメンテナンスの容易さ

コーリアン®は非常に耐久性が高く、傷や汚れに対しても強い素材です。

 

また、表面が滑らかで吸収しづらいため、清潔さを保つのが容易です。日常的なお手入れは水拭きや柔らかいクロスで十分です。

 

 

コーリアン®のデメリット

 

 

コーリアン03

出典:FREE HAND IMAI

 

導入コストが高い

コーリアン®は高品質で耐久性があるため、ステンレスやメラミン素材など他の素材と比べると、初期投資がやや高くなることがあります。しかし、その耐久性やデザインの魅力を考慮すると、長期的な視点で見ればコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

 

熱に対する注意が必要

コーリアン®は一部の高温に対しては影響を受けることがあります。直接的な高温の調理器具を置く際には注意が必要で、クッション材を使うなどの対策が求められます。

 

ただし、デュポン社によると、「280℃ に熱された鍋を5分間放置した場合も、大きな損傷はなかった」とあり、他の人工大理石と比べると耐熱性は高いといえます。

 

キズが付く可能性

一部のコーリアン®は比較的柔らかい素材のため、鋭利な物体などが強く当たるとキズがつくことがあります。過度の力や注意不足には注意が必要です。

 

 

まとめ

「大理石などの天然石にあこがれる、でもコスト面で見送らざるを得ない」

「人工大理石は安っぽくて嫌だ」

 

こんな方にこそ選択肢に入れていただきたいのがコーリアン®です。

 

シームレスなデザイン、多彩なデザインと色合い、耐久性とメンテナンスの容易さが魅力です。

 

水回りの天板選びにお悩みの方、是非選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

デュポン™、Corian®、コーリアン®はDuPont de Nemours, Inc.の関連会社の商標あるいは登録商標です。

 

 

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