都市銀行・地方銀行・ネット銀行の違いとは
2023年03月24日
都市銀行・地方銀行・ネット銀行の違いとは
今回のテーマは「住宅ローン選び」です。
住宅ローンを借りる際には、どこで借りれば良いのかが迷いどころですよね。
名前の通ったメガバンクがいいのか、それとも馴染みがある地方銀行がいいのか、はたまたインターネット広告でもよく目にするネット銀行がいいのか……
住宅ローン選びをこれから行う方に向けて、各銀行を比較した情報をお伝えしていきます。
まず、銀行は大きく次の3つに分類することができます。
1.都市銀行:東京・大阪などの大都市に本店を置き、全国に広く展開している銀行
2.地方銀行:一般社団法人全国地方銀行協会の会員である銀行
3.ネット銀行:主にインターネットなどで取引を行う銀行
それぞれの特徴を確認していきましょう。
1.低金利が魅力の都市銀行
都市銀行とは、一般的に「みずほ銀行」「三菱東京UFJ銀行」「三井住友銀行」「りそな銀行」「埼玉りそな銀行」の5行を指すとされています。
商品数が多くサービスも充実していて、お得な金利プランが多いのが特徴。
最優遇金利が適用されればお得である一方で、審査そのものは地方銀行と比べて厳しく、人を選ぶ銀行といえます。
2.地域に根付く地方銀行
地方銀行は、比較的審査が優しい分、金利はやや高めの設定であることが多いです。
しかし、公共料金の引き落とし先に指定したり、給与口座を他行から変更したりするなど一定の条件をクリアすることで、ネット銀行並みの低金利になる場合もあります。
ただ、地方銀行は担当エリアが決まっているため、それ以外のエリアは利用することができない点には注意です。
3.手軽さが魅力のネット銀行
ネット銀行の住宅ローンの多くが、都市銀行や地方銀行よりも低い金利を設定しています。
2023年2月時点で最安は0.2%台(auじぶん銀行)とほぼゼロ金利。低金利に加え、銀行へ直接足を運ばなくても審査や契約ができる手軽さも魅力のひとつ。
一方で、審査は厳しく、地方銀行のように対面で相談できる銀行も少ないため、慎重に検討する必要があります。
これらの特徴を理解した上で、各銀行を比較してみることをおススメします。
比較する際は全て都市銀行、すべてネット銀行にするのではなく、都市銀行、地方銀行、ネット銀行に1行ずつなど、それぞれに事前審査を提出すると比較がしやすくなるでしょう。
住宅ローンは人それぞれ状況が違うため「審査を出してみないとわからない」というのが正直なところです。
物件のエリア、築年数、年収、勤続年数、年齢、勤続先など、様々な視点から審査されて、金利が決まります。
これから住宅ローン選びをする方は是非銀行の特徴を抑えたうえで、最もよい条件の住宅ローンが選べるように、比較検討してみましょう。
静岡の不動産購入・住宅ローンについて気になる方は、アイワ不動産(TEL:054-272-4545)までお気軽にお問合せください!