インナーテラスの魅力
2021年07月02日
インナーテラスの魅力
おうち時間が増えて、住宅購入やリフォーム、リノベーションを検討し始めたという方もいるのではないでしょうか。住宅を所有することのメリットは、なんといっても自分好みに空間がつくれること。そこで今回は「インナーテラス」をご紹介していきます。おうちのカスタマイズの一例として、是非インナーテラス導入を検討してみてください。
インナーテラス導入のメリット
テラスというと、ふつうは室外にあるベランダを想像する方が多いかと思います。インナーテラスは室外ではなく、家の中や半野外にあるテラスのこと。リノベーションにより、家の中にテラスをつくることができます。インナーテラスには3つのメリットがあります。
1.自然光をたっぷりと取り込み、家の中に屋外の要素を取り込める
2.室内窓などの組み合わせで、デザイン性をぐっと上げられる
3.アイデア次第で様々な使い方ができる
では、具体例を交えてご紹介していきます。
インナーテラスの事例を写真でご紹介
植物と暮らす
日当たりの良い場所にインナーテラスをつくり、大ぶりの観葉植物を。グリーンが多いとぐっとリラックス感が高まります。床をフローリングなどの木材ではなく、床を水につよいタイルや塩ビ素材のタイルにすることでメンテナンスも楽ちんです。
室内干しスペース
シンプルなアイアンバーを設置すれば、見た目にも美しく、機能的な室内干し空間をつくれます。雨が続いたりする梅雨時は大活躍です。下着類等、外に干したくないものの物干しスペースとしても大活躍でしょう。
ペットと暮らす
日向ぼっこをしながらお昼寝をするペットを眺めるのは癒しですよね。インナーテラス部分の床をタイルなどの撥水性の高い素材にすれば、水飲み場やトイレスペース等にしてもメンテナンスが簡単です。
ちょっとしたDIYに
日当たりがよく、汚れても良い床が室内にあると、やろうと思っていたけどなかなか手が付けられていなかったDIYもはかどるかもしれません。DIYだけではなく、キャンプギアや自転車のメンテナンスにも。
デザイン性向上
既存のアルミサッシがどうしても古臭い。そんなときは写真のようにガラス扉をインナーテラスとの境目に設置すれば、既存のサッシの古さをうまく隠しつつ、空間をぐっと格上げできます。扉をすべて閉めれば断熱効果も。
アジアンリゾートのようなリラックス感を演出
スリランカ出身の建築家、ジェフリーバワは、アマンをはじめ数々のラグジュアリーホテルに影響を与えています。そんなバワ建築の特徴のひとつが、屋外と屋内がどこか繋がっているような独特な開放感があること。バワ建築を再現とまではいきませんが、インナーテラスは屋外と屋内の繋がりをつくり、リラックスムードを作ることができる手法のひとつです。