機能的な暮らしを手に入れるIOT家電
2021年04月16日
IOT家電「欲しい」は45%。需要高まる
料理する頻度「増」は4割越え
タイガー魔法瓶㈱の調査によると、コロナ禍において約4割が「料理頻度が増加した」と回答。また、今後購入したいIoT家電のジャンルは、キッチン家電が45%と、1位に。また、外出による買い物は「控えたい」と回答した人が約7割を占め、理由として、「他人と接触したくないから」が約8割で、コロナ感染対策を意識する結果となりました。
変わる暮らし・変わらぬ住まい
このようにコロナ禍で暮らしが変化する中で、住まいに求められることも変化していきます。しかし、住まいの方は新しい生活様式に対応できているとは言い難く、多くの方が現状の住まいに不満を持ち始めている状況ではないでしょうか。一体どんな問題が起きているのでしょうか。代表的なものを3つピックアップしました。
コンセントが足りなくて、スマートハウス化できない。
自炊が増えることで、家事の時短や効率化のニーズが増えます。その結果、この調査のようにIoT家電の需要が増えています。実際に導入が進んでくると今度は「置くスペースが足りない」や「コンセントが足りない」、「タコ足配線や延長コードで危ない」などという問題が出てきています。
ネット通販の利用増により、ストック品の収納スペースが足りない
コロナをきっかけにネット通販の利用を始めた方も多いのではないでしょうか。ネット通販が増えると、送料や値引きの関係で、「まとめ買い」が増えます。その結果、「ストック品の収納場所が足りない」「ネットが買ったものが廊下に山積みになっている」などの問題が起きるでしょう。
接触を避けるため、離れて暮らす家族とのコミュニケーションが希薄になった
コロナ禍において、離れて暮らす家族と会う頻度が「減った」と回答した人は56.4%と半数以上を占める結果になりました。家庭内感染を考慮して、しばらく帰省していないという人も多いのではないでしょうか。直接会う機会が減ったことで、離れて暮らす家族とのコミュニケーションが減り、高齢の一人暮らしの孤独死も社会問題化しています。
IoT×リノベーションで一挙に解決
これらの問題を解決するのに、IoT×リノベーションは有効な手段です。内装が自由にカスタマイズできるリノベーションでは、コンセントの位置や数も自由に決められます。また、キッチンの背面に大容量のパントリースペースをつくることもでき、水やレトルトなどのストック品を機能的に収納することもできます。
また、住まいのIoT化の中核ともなるAIスピーカーの中には、離れて暮らす高齢な家族の見守りが可能になるサービスも。緊急時には、予め設定した緊急連絡先に端末から電話することもでき、万が一に備えます。この春、家づくりを検討される方は是非選択肢のひとつに入れてみるのはいかがでしょうか。